■概要
2018年11月15日(木)に、Googleは、「目標インプレッションシェア」という新しいスマート自動入札戦略を発表しました。
オーガニック検索結果ページの最上部、上部、または任意の場所に広告が表示されるように設定が可能で、設定内容に基づいて、自動的に入札単価が調整されます。
■内容
目標インプレッションシェアは、1つのキャンペーンの標準入札戦略として使用することも、複数のキャンペーンにまたがるポートフォリオ戦略として使用することも可能です。今回の機能は、11月13日(火)に発表された「検索結果ページの最上部インプレッションシェア」などの新指標と一緒に利用する事が望ましいです。
例えば、ページ最上部のインプレッションシェアの目標を 70% に設定した場合、Google 広告では、広告がページ最上部に表示される可能性があった合計回数のうち 70% を達成できるようにクリック単価が自動的に設定されます。
「目標インプレッションシェア」を設定する際、上限クリック単価の上限の設定が可能です。ただし、上限の設定が低すぎる場合、戦略で設定された入札単価が制限され、インプレッションシェアの目標を達成できなくなることがあるため注意が必要です。
Google は、掲載順位が「1」だとしても、オーガニック検索結果ページの上部に表示されている訳ではないと公表しており、上部に表示される条件として、一定の広告ランクを超えている必要があります。そのため、今回の目標インプレッションシェアを利用する際は、予想以上にクリック単価が引き上がってしまうまたは、表示されない可能性があると考えられます。
■考察
2018/11/6、13に実装されたImpシェア指標に対応した自動入札方法だそうです。
どこまでうまくいくのかは定かではありませんが、この入札方法なら”機械任せでひたすらCPCを上げていく競合他社”をうまいこといなすことができそうな予感!!
- インプレッション(実際のトップ)% – 1位掲載の割合
- インプレッション(トップ)% – ファーストビュー掲載の割合
- 検索広告(実際のトップ) インプレッション シェア(IS) – 1位掲載占有率
- 検索広告(トップ)インプレッション シェア(IS) – ファーストビュー掲載占有率